2023/11/10
「KICHIJOJI PARCO SUSTAINABLE DAYS -つなぐ-」を開催しました
吉祥寺PARCOでは、サステナビリティにまつわるイベントやワークショップ、ポップアップショップを多数開催するキャンペーン「KICHIJOJI PARCO SUSTAINABLE DAYS -つなぐ-」を2023年9月15日(金)から同年10月1日(日)まで開催しました。
吉祥寺PARCOで初開催となる今回のキャンペーンには、地域に根差した商業施設として、地域の皆様や吉祥寺PARCO館内ショップとサステナブルな活動を進めていきたいという思いを込めました。
期間中は、サステナブルアートプロジェクトと題して2023年8月にお客様から回収したご不要になった布に藍染を施した大型作品を、正面入口ウィンドウディスプレイに展示しました。
さらに、不要となったアクリル板やコスメの回収、館内ショップなどが主催するトークショーやワークショップに加え、2022年12月に表参道から吉祥寺に移転してきた「クレヨンハウス」や、三鷹市で量り売りやカフェを営業する「野の」による吉祥寺PARCO初の期間限定出店など様々な企画を開催しました。
企画内容例
●サステナブルアートプロジェクト
ご不要になった布を皆さまから回収し、藍染作品を制作・展示する「サステナブルアートプロジェクト」。
この藍染作品は東北地方で発祥した「BORO」に着想を得ました。「BORO」とは、「襤褸(ぼろ)」をもとにした言葉で、19世紀から20世紀にかけて農民らが長く着続けるために継ぎ足してきた衣服や寝具などのこと。その美しさから、近年では世界中のアーティストからも注目される存在となっています。そんな「BORO」を、「モノを捨てない循環型社会づくり」の象徴として捉え、「地域の皆さまとのつながり」や「より良い未来」を築いていきたいという想いを込めたプロジェクトです。
藍染作品は、藍染アートコレクティブ「OGIDNIS(オギニス)」が手掛けました。
●「しきりんざし」公開プレイベント
感染予防のアクリル仕切りをアップサイクルするブランド「acree:」が、第一弾製品として一輪挿し「しきりんざし」を展示しました。
「しきりんざし」は、主に吉祥寺PARCOやパルコの本部を含む関東拠点から回収したアクリル板を素材として、「acree:」を運営する株式会社カミカグが商品に生まれ変わらせるアップサイクル企画です。
吉祥寺PARCOは、不要なアクリル板をお客様の生活を彩るアイテムに生まれ変わらせる本企画に共感し、アクリル板の回収協力、展示・販売場所の提供という形で支援し、会場ではどなたさまでもご提供可能なご不要になったアクリル板の回収を実施しました。
主催:株式会社カミカグ
また、本企画は、パルコが運営するクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」でも、プロジェクトを実施し、目標金額の164%とたくさんのご支援を賜り達成しました。
詳しくはこちら https://camp-fire.jp/projects/view/694758
●COSME no IPPO コスメ回収
「COSME no IPPO(コスメノイッポ)」は、合同会社Maison de Mouによる、役目を終えたカラーコスメをアップサイクルして新たな価値をもたらすプロジェクトです。
期間中は館内にBOXを設置し、お客様からカラーコスメを回収しました。
回収したカラーコスメは、エシカルなクレヨン「ハロヨン」へと生まれ変わります。
●トークショー、ワークショップ
パルコが運営するコミュニティ型ワーキングスペース「SkiiMa」を会場とし、エシカル生活をテーマにしたトークショーや、自宅にある布を使ったみつろうラップづくり、ロスフラワーを使ったソイキャンドル作り、ペットボトルを使ったアクセサリーパーツ作り、スパイスティー作り体験等の様々なワークショップを開催致しました。