パルコグループは、SC事業とそれに関連する活動分野のなかで、地球環境との関わりを重要テーマと認識し、持続可能な社会を次世代に残していくため、環境保全活動を推進します。
お客さまや地域の方々のご理解をいただきながら、環境負荷の少ない商業空間の創造を目指します。また、パートナーであるテナント企業をはじめ取引先企業と協力し、脱炭素社会の実現に向けて、建築物環境性能認証の取得を目指し、温室効果ガス排出量のマイルストーンを策定していきます。
お客さまや地域の方々のご理解をいただきながら、環境負荷の少ない商業空間の創造を目指します。また、パートナーであるテナント企業をはじめ取引先企業と協力し、脱炭素社会の実現に向けて、建築物環境性能認証の取得を目指し、温室効果ガス排出量のマイルストーンを策定していきます。
省エネルギー・省資源への取り組み
館内空調温度の緩和
フロア毎・時間帯別に館内温度を実測し適切な温度管理を徹底しています。年間を通じて空調の間欠運転や外気取入量の最適化を積極的に行い、省エネルギー化に取り組むことで、電力使用量を削減し、CO2排出量の削減を進めています。照明LED化の推進
LEDを中心とした省エネ型照明器具の積極的な導入により、器具自体から発する熱量の抑制と、CO2排出量の低減に努めています。PARCO各店の共用部において、高効率照明や蛍光灯を除き、LED化を図りました。また、各ショップ区画においても、改装などのタイミングで着実にLEDの導入を進めていただいています。
ショップにおける環境負荷の軽減
ショップの新規出店や改装時に店舗設計段階から電気支給容量の抑制を図っているほか、各ショップの省エネ診断や省エネサポートを実施するなど、省エネ化を推進しています。リサイクル・リユースの推進
テナント企業のご協力のもと、事業所ゴミの減量・再資源化に積極的に取り組んでいます。プラスチックハンガーの再利用や、ダンボール、廃油の100%リサイクル、生ゴミの肥料化などによるリサイクルなどを積極的に実施しています。さらに廃棄物計量器を利用し、テナント毎の品目別排出量の見える化を推進、リサイクルできる品目は確実にリサイクルしていく体制を整備しています。
省エネ設備の導入
PARCO全店舗を対象に、春期・秋期・冬期の外気冷房の採用、省エネランプの導入やスイッチタイマーによる節電に取り組むとともに、節水型バルブ、トイレ擬音装置、自動節水センサー導入などによる節水に努めています。また、井戸設備による地下水の汲み上げや、湧水・中水・雨水を有効活用し、トイレ排水などへの再利用にも取り組んでいます。渋谷PARCO、名古屋PARCO 、浦和PARCO、札幌PARCOではコージェネレーションシステムを採用し、発電により生じた廃熱を給湯などに有効利用しています。
環境に関するキャンペーンへの参加や制度への登録
Fun to Shareへの企業登録
「Fun to Share」とは、2014年3月に環境省が開始した企業や国民一人ひとりが実戦しているCO2削減のための「情報・技術・知恵」を、広く共有して連鎖的に広げていくことで低炭素社会を目指す環境キャンペーンです。パルコも環境方針を定め省エネルギーに取組んでおり、同キャンペーンに企業登録を行い環境取り組みを宣言いたしました。
クールシェア・ウォームシェアスポットに全国のPARCOを登録
「クールシェア」・「ウォームシェア」とは、一人1台のエアコン使用をやめ、みんなで涼しい、または暖かい場所に集まってシェア(共有)し、地域全体で節電を行うキャンペーンです。 PARCOは全店舗クールシェア・ウォームシェアスポットとして登録されています。ライトダウンの継続実施
パルコグループ全体でのサステナビリティへの取り組み、SDGsの世界的な広がりなどを踏まえ、7月のクールアース・デー(七夕)と、9月のSDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)のうちの1日、建物の照明を消して、CO2排出量の削減を呼びかけるライトダウンを継続して実施しています。武蔵野市Ecoパートナーとして認定
吉祥寺PARCOは、「武蔵野市Ecoパートナー」として表彰、認定されています。この認定制度は、東京都武蔵野市が事業系廃棄物の減量を促進するため、雑誌、生ゴミの資源化などで一定基準に適合した事業者を表彰、認定するものです。調布エコ・オフィスゴールドランクに認定
調布PARCOの事務所は「調布エコ・オフィス」ゴールドランクに認定されています。「調布エコ・オフィス」は地球に優しい事業所づくりを応援するための調布市による認定制度です。積極的にごみ減量、リサイクル、意識啓発に取り組んでいる事業所をゴールド、シルバー、ブロンズの三段階で表彰、認定しています。エコマーク認定を取得
調布PARCOが、商業施設(ショッピングセンター)で初となるエコマーク認定を取得しました。建物・周辺環境への配慮、環境に配慮した設備、交通・物流の効率化、テナントとの協力体制、お客様とのエコ活動、エコな施設運営の、6つのエコマークの評価項目の基準を充足したほか、建物設備の適正な整備と管理運営、駐車場・駐輪 場政策等を通じた店舗周辺環境への配慮、フードドライブ実施によるフードロス削減、地域福祉事業への貢献など、個別項目への取り組みにおいて高く評価され、認定されました。
社内での働きかけ
コピー用紙使用量の削減
パルコの事務所では、コピー用紙の両面印刷やNアップ印刷(複数ページデータを1ページにレイアウトしてプリントすること)、ミスコピー用紙の裏紙印刷を推進しています。また、複合機から出力する際に社員番号を入力し、印刷のミスを防ぐシステムや、社内手続き書類や掲示文書などのオンライン化など、ペーパーレスシステムを構築し、コピー用紙使用量の削減に努めています。
環境に配慮した商品の購入
コピー用紙は環境負荷低減につながるものを優先的に選んでいます。文房具や各種ファイル、DVDディスクなど社内事務用品の一部は、グリーン購入法に対応したものを購入しています。また、カーボンオフセットを設定した洗剤、ワックスなどの清掃用品の購入を進め、CO2削減に寄与しています。
ペットボトルキャップの回収
NPO法人「Reライフスタイル」を通じてペットボトルキャップをリサイクル資源として売却し、利益をワクチン募金として国際支援団体「NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付しています。クールビズ・ウォームビズ
空調エネルギー使用を削減するために、社内事務所の室温設定を夏期・冬期それぞれで設定し、クールビズおよびウォームビズを実施しています。社員にはノーネクタイ・ノージャケットのほか半そでシャツやポロシャツなど、夏期の職場環境において快適に仕事ができるスタイルを奨励しています。
社員の意識向上
パルコでは、社員一人ひとりが身近な問題として環境について考える機会となるよう、環境省主催の「チャレンジ25キャンペーン」及び「Fun to Share」に参画するとともに、東京商工会議所主催の「環境社会検定試験®(eco検定)※」の受験を社内で奨励しています。検定については、受験料の全額支援並びにテキストの配布・貸出しを行い、社員が受験しやすい社内制度を設けています。
※環境社会検定試験®は東京商工会議所の登録商標です。
Updated Aug 29, 2024