PARCO

ビジネスモデル

パルコのビジネスモデルの特徴と優位性として、安定的な収益構造、商業施設のトータルプロデュース力、豊富なノウハウを活かした店舗開発力、建築・内装デザインのディレクション力と折衝力、テナントリーシング力とインキュベーション力、商業の付加価値としてのソフトコンテンツプロデュース力などがあります。

安定的な収益構造

ショッピングセンターPARCOでは、出店企業とのイコールパートナー主義に基づいて、定期建物賃貸借契約と基準売上に基づいた歩合型契約を主に採用しています。ZERO GATE業態も含めた定期建物賃貸借契約では、当初に契約期間を通した賃料を決定するため、安定的な収益を確保でき、歩合型契約では、出店ショップの営業努力に報いるため、ショップの売上が一定の基準を超えて高くなれば歩率を逓減し出店企業の利益が上がる一方、ショップの売上が決められた基準を下回った場合にはパルコは保証された賃料を受け取ることができるような形態も採用しています。
パルコグループの安定した営業利益の推移は、PARCOとZERO GATEなどの、安定的に収益を生みだす仕組みに支えられています。

商業施設のトータルプロデュース

パルコは、商業施設のトータルプロデュース力により魅力的な商業空間の創造に取り組んでいます。
具体的には、出店エリアのマーケティング、企画立案から始まり、コンセプトに合致したテナント編集や環境演出、店舗運営を行います。同時に多彩な宣伝・販促活動で集客力を高め、日々の保守管理で安全・安心な店舗運営を支えます。さらに売場改装を推進することで、常に新鮮な売場を創り出しています。

商業施設のトータルプロデュース

豊富なノウハウを活かした
店舗開発スキーム

これまでのショッピングセンターPARCOで培ったノウハウを活かし、魅力的な店舗開発を推進しています。店舗の新規開発や物件のリノベーションなど、店舗開発には多様なスキームを用いています。
また、地元企業とのジョイントベンチャー設立による開発も計画するなど、適切な投資判断基準に基づきながら、さまざまな店舗開発をおこなっています。

新規開発

大都市の駅前再開発計画などに基づき、当社が新たな商業施設を建設する開発形態です。

渋谷PARCO(2019年11月建替)
仙台PARCO(2008年8月開業)

業態転換

既存の商業物件に対し、これまでの豊富なノウハウを活用して、新たな商業施設へと業態転換を図る開発形態です。

心斎橋PARCO(2020年11月開業)
心斎橋PARCO(2020年11月開業)
福岡PARCO本館(2015年3月リニューアル)
福岡PARCO本館(2015年3月リニューアル)

増床、アネックス

既存物件におけるエリア内での面拡大を図り、マーケットにおける基幹店舗としてのポジショニングを確立する開発形態です。

仙台PARCO2(2016年7月開業)
仙台PARCO2(2016年7月開業)
名古屋PARCO midi(2015年3月開業)
名古屋PARCO midi(2015年3月開業)

複合施設内出店

既存の複合施設内などに出店する開発形態で、パルコと既存施設との相乗効果を期待できるスキームです。

錦糸町PARCO(2019年3月開業)
錦糸町PARCO(2019年3月開業)
浦和PARCO(2007年10月開業)
浦和PARCO(2007年10月開業)

ZERO GATE など中小型施設

PARCOで培った豊富な店舗開発ノウハウやテナントとの幅広いネットワークを活かし、物件の条件に応じたフレキシブルな開発をおこなっています。

原宿ZERO GATE(2018年3月開業)
原宿ZERO GATE(2018年3月開業)
BINO栄(2020年11月開業)
BINO栄(2020年11月開業)

建築・内装デザインの、
ディレクション力と折衝力

店舗開発に際しての強みとして、建築、デザインのディレクション力、折衝力があげられます。社内にこれらを行う部門があり、これまでの商業施設開発で培った実績にもとづいて、パルコ自ら建築の設計施工のディレクション、環境デザインのコントロール、地権者と出店者の間に入っての円滑な折衝などを行っています。案件ごとに付加価値の高いプランを導き出します。

リーシングとインキュベーション

PARCOの出店企業の誘致に際しては、多様化するニーズに応える衣料品や雑貨のショップ導入などマーケットへ提案する通常のリーシングに加え、さらなる事業成長へ向け、生活者のライフスタイルの変化や需要に応じた業態のショップを先駆的に導入しています。
また、出店企業と共同での新しいショップ業態の開発や、新進のファッションデザイナーやクリエイター、成長が期待される企業を支援する「インキュベーション」にも力を入れています。デザイナーが世に出るきっかけとなりうるイベントや若手デザイナーの発表の場の提供など、新しい才能の発掘と成長こそがパルコの成長と位置付け、積極的な支援策を実施しています。

アジアの若手ファッションデザイナーを発掘し応援するプロジェクト「Asia Fashion Collection」を支援。ニューヨークコレクションでのランウェイデビューをかけたショー形式のコンペティションでデザイナーを選出し、事業成長の機会を提供。
アジアの若手ファッションデザイナーを発掘し応援するプロジェクト「Asia Fashion Collection」を支援。ニューヨークコレクションでのランウェイデビューをかけたショー形式のコンペティションでデザイナーを選出し、事業成長の機会を提供。

商業の付加価値としての
ソフトコンテンツプロデュース

パルコは、商業と文化の融合としてエンタテインメント事業やプロモーション展開にも積極的に取り組んでいます。演劇や映画など、文化的情報の発信によって企業ブランドを向上させるとともに、時代を捉えたコンテンツ素材の多面展開やコラボレーションをプロデュースしてヒット企画を生み出すなど、商業の付加価値を創造しています。

パルコ買付け、配給映画「ゴッホ~最期の手紙~」
パルコ買付け、配給映画「ゴッホ~最期の手紙~」
© Loving Vincent Sp. z o.o/Loving Vincent ltd.
記録的な動員を獲得したパルコミュージアム、ロバート秋山「東京クリエイターズ・ファイル祭」
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Updated Feb. 24, 2021