2022/08/19
古材を活用したアート作品販売プロジェクト【GRASSITI(グラスィティ)】をBOOSTERにて開始いたします

パルコが運営するクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」は、100年前の古材をキャンバスに、札幌在住のアーティスト前田麦氏が草花を使って描くアートプロジェクトのクラウドファンディング募集を開始致しました。
100年前に北海道三笠市で建てられ、当時の面影を残す歴史的価値の高い石蔵。2022年秋に、その石蔵が内装工事を行う事になり、剥がして廃棄する予定の室内に張られた100年前の古材をキャンバスに、札幌在住のアーティスト前田麦(まえだ・ばく)氏が草花を使って描くアートプロジェクト、それが「GRASSITI」です。
大正時代、三笠市で石炭の採掘が盛んだった頃、雑貨を販売する商店の倉庫として該当の石蔵は建てられました。石材は、札幌市の石山地区で採掘され、開拓時代に札幌市や小樽市周辺で建設資材として用いられた札幌軟石を使ったものです。コンクリートの普及などによって、札幌軟石を使った大正時代より前の建造物は、札幌市内では数棟しか残っておらず、北海道内でも有数の豪雪地帯である三笠市で崩れずに綺麗に残っているのは非常に貴重で歴史的価値の高いものと言えます。
大正時代に建てられて、令和となった今、後世に残し歴史を繋げていく為、現在は倉庫としてひっそり佇むこの石蔵を、2022年秋に地域の特産品の製造及び販売をするお店として修復し再生させようと考えています。
この石蔵の存在をアピールする何か良い手段はないかと考えて思いついたのが、 お店として修繕・再生する工事を実施する際、大量廃棄することになる予定だった石蔵内の壁として使用されている古材のアップサイクルです。
「そのまま捨てるのは忍びない、100年前の古材に大きなウォールアートを描き、それを細かく切ってクラウドファンディングで販売する」というアイディアでした。
石蔵内部の壁をキャンバスに見立てて、石蔵が建つ三笠の瑞々しい草花を使ったオリジナルの大きなアートピース「GLASSITI(GLASS(草)+GRAFFITI(落書き)の造語)」を描きます。
そのアートピースを細かく分割して、クラウドファンディングにて支援してくださる方にリターンとしてご提供します。
今回、札幌PARCOでは、本プロジェクトの趣旨に賛同し、主にリアル拠点を活用したプロモーション支援を行い、本プロジェクトを多くの人に伝えること、そして目標金額達成へ貢献して参ります。
詳細につきましてはこちらよりご確認ください。
https://camp-fire.jp/projects/521572

