2024/05/31
流通ごく僅かな豚肉、食べられる国宝「マンガリッツア豚」&中国原産黒色品種「民豚」を育てる養豚場をクラウドファンディングで応援
パルコの購入型クラウドファンディングサービスBOOSTERは、流通ごく僅かな豚肉、食べられる国宝「マンガリッツァ豚」プロジェクトをクラウドファンディングで応援します。
富士山の麓の原種豚場
創業1950年、富士山の麓、静岡県富士宮市で養豚場を営む富士農場サービスグループは、「お客様に喜ばれる豚肉を創る」をモットーに、日本人の味覚に合う豚肉を日々供給しています。
静岡県内で一番の豚肉生産地である富士地区で、地域の豚肉生産に貢献するため、先代が種豚場としてスタート。国内に留まらず海外にも赴き、調査を行い、優良な原種豚の確保に努めてきました。原種豚の交配を行って育種改良を進め、現在は500頭の原種豚を飼養しています。こうした品種改良における研究や貢献などが認められ、農業従事者の栄誉である農林水産大臣賞を9回にわたって受賞しています。
「マンガリッツァ豚」とは
2015年、イギリスでの原種豚調査中に出会った「マンガリッツァ豚」は、くるくるカールした巻き毛に覆われ「羊毛の豚」と呼ばれるハンガリー原産の豚です。20世紀はじめまでハンガリー国内で数百万頭が飼われていましたが、20世紀後半には激減、絶滅寸前に陥りました。
その後「マンガリッツァ豚を誇りにしていきたい」との声で2004年にハンガリーの「国宝」に指定され、世界唯一の「食べられる国宝」に。国産豚肉の流通は年間200万頭ですが、マンガリッツァの流通は1%にも満たない2000頭以下です。(富士農場サービス調べ)
希少豚を活かした豚肉づくり
富士農場サービスグループでは、2016年にイギリスからマンガリッツァ豚4頭を導入し、マンガリッツァ豚と他の品種の交配を行って、日本人の味覚に合うさらに美味しい豚肉へと掛け合わせを試みてきました。原種のままでは生産に非常にコストがかかりますが、今回リターンとしてご紹介する豚肉は、よりたくさんの人の手に届きやすくするため、マンガリッツァ豚の肉質特徴は残したまま、保有する原種豚群との掛け合わせを幾度となく行ったものです。
お客様に喜ばれる安心・安全、そして美味しい豚肉を、クラウドファンディングを通じて発信していきます。