2022/08/12
ARを活用した”アート×観光”海野良太氏の”墨田現代風俗画”に観光案内や花火大会のデジタル演出「すみだ観光案内板」錦糸町PARCOで展示中

パルコは、現代アーティスト海野良太氏とのコラボレーションによるARコンテンツ「すみだ観光案内版」を錦糸町PARCOにて展示しております。
「すみだ観光案内板」は、現在錦糸町PARCOに展示されている海野良太氏の「墨田現代風俗画」を、専用のスマートフォンアプリを通じて見ることで鑑賞することができるARコンテンツです。
海野氏による隅田川花火大会や魅力溢れるキャラクターたち、動く龍など描き下ろしイラストによる演出を楽しみながら、墨田区の観光スポットに表示されたマーカーをタップすることで墨田区の地域の魅力を知ることができます。
今回の取り組みは、ARというデジタル技術の活用により、アート作品と観光を結びつけ、観る方に鑑賞を楽しんでいただきながら、PARCOが立つ地域一帯の魅力を知っていただくことを目指しています。
パルコは今後もXRの様々な活用法の検討・実践を通じて、PARCOと周辺地域の新たな魅力創造を目指します。
*XR:「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」といった仮想世界と現実を融合させる画像処理技術の総称
■概要
展示期間:2022年7月30日(土)〜
展示場所:錦糸町PARCO7F下りエスカレーター前
視聴料金:無料
詳細はこちら:https://kinshicho.parco.jp/pnews/detail/?id=19438
※本イベントは予告なく中止することがございます。
※詳細な視聴手順につきましては会場の案内をご参照ください。
※アプリの使用方法や動作不具合等のご質問にはお答えしかねます。
■コンテンツの特徴
・墨田現代風俗画に描かれた墨田区の観光スポットの情報を案内
絵に描かれた観光スポットについたマーカーをタップすると、観光情報を参照することができます。
・海野氏の描き下ろしイラストによる空間演出
今回の展示用に海野氏が描き下ろしたイラストを空間に配置し、作品周辺の空間を演出します。
・イラストで隅田川花火大会を表現
海野氏が描き下ろしたイラストを用いた花火の演出を制作しました。コンテンツ内で条件をクリアすると鑑賞することができます。
■海野良太とは
海野良太[現代アーティスト]は現代を生きる日本の風俗画家です。
墨田の街で風俗画家というと葛飾北斎を連想する人が多いと思いますが、彼も北斎と同じでその土地の人々の暮らしや日常の中にある人間らしい小さな物語を体験や取材、会話を元に収集することを好みます。
我々が日々生活をする中で、よく目や耳にしている筈が、その詳細に目を向けることを忘れてしまっている物語達。彼は日本画の技法と持ち前のユーモアを使いそれらの物語でキャンバスを彩ります。彼の絵は観る人に会話と発見のキッカケを提供し、気楽なコミュニケーションの間を創りあげます。
現代に生まれた風俗画家である海野良太は作品を観る人に会話のキッカケを提供することで、人と人、そして人とアートの距離感を縮めることを目指しています。
静岡県静岡市生まれ
東京芸術大学美術学部日本画科卒業
墨田区文花にアトリエを構え、日本・香港・アメリカを拠点に活動中
Webサイト:https://www.ryotaunno.com/
