2023/03/31
45年の歴史に幕を下ろした津田沼PARCOのフィナーレを街の皆様が共に盛り上げてくださいました
1977年7月1日開業より、45年の長きにわたり、津田沼駅前で皆様にご愛顧いただきました津田沼PARCOは、2023年2月28日21:00をもって閉店いたしました。
閉店に際しては、お客様に存分に楽しんでいただけ、そして思い出に残るような、「恩返し」をキーワードにした企画を実施しました。
●記念品「津田沼PARCOオリジナルてぬぐい」先着でプレゼント
さよならの行進をテーマに、続き柄でエンドレスに表現。津田沼PARCOの館や開業時のシンボルであった自由の女神に加え、地元名産のホンビノス貝・人参・梨が最後は明るく笑って、行進を続けます。
●津田沼への感謝を表現する、3連横断幕
「ありがとう、津田沼」の想いを込めた、3コマのアートワークの連横断幕を掲出。
*デザイン:太公良[タコラふとりきみよし] grAphic tAkorA/TAKO LABO
ヴィジュアルクリエーター。神戸市生まれ。grAphic tAkorA名義のポップなパターングラフィックを用いて、ファッション・広告・書籍・ディスプレイなど幅広い分野で、国内外のクライアントとヴィジュアルコラボレーションを展開。国内外の個展や
グループ展にて作品を発表、ポップなエレメントを使った簡単に楽しめるワークショップを不定期に開催。近年の仕事に台北市観光伝播局発行冊子「台北満喫Hand Book」や文藝誌「群像」表紙など。座右の銘は「キャッチィー命♡♥」
●JR津田沼駅×津田沼PARCO
JR津田沼駅の駅員さんたちが、最後に津田沼PARCOを盛り上げようと、スタンプラリーを企画してくださいました。JR津田沼駅・幕張本郷駅・幕張駅・津田沼PARCO各所に用意されたスタンプをすべて押すと、スタンプ台紙が完成。完成したスタンプ台紙をJR津田沼駅改札で駅係員に提示すると、プレゼントを進呈。
また、JR津田沼駅1・2番線ホームでに、「つだぬまパルコ」駅看板を一時的に設置してくださいました。
●「ありがとうパルコ これまでも、これからも、津田沼」 横断幕
パルコの所属する船橋市前原商店会、隣接する津田沼一丁目商店会より、パルコへの感謝と、地域の皆さんへ津田沼が今まで同様、これからも地元を盛り上げて行くという、熱いメッセージを、最後の1ヵ月津田沼PARCOの壁面に掲示しました。
●津田沼PARCO×千葉工業大学 「またねPARCO!」
千葉工業大学デザイン科学科に、津田沼PARCO45年の歴史を3つの企画を通して振り返っていただきました。
<第1弾> 思い出でつながる津田沼PARCOフロアマップ
あなたの津田沼PARCOへの想いを書いたシールを貼って、皆様でフロアマップを作成。
<第2弾> ピースを持ち帰ろう PARCOコラージュピース
津田沼PARCOが出来てから45年間の想いでの写真を使用したコラージュアートを展示。さらに、期間中の館内でのお買上げレシート1枚とアートの1ピースと交換。
<第3弾> 津田沼PARCOと撮ろう タイムスリップ記念写真
昔の津田沼PARCOを背景にオリジナルフォトフレーム記念写真を撮影。
他にも、アーティスト山口はるみさんによる津田沼PARCO開業当時のポスターや、国内外の有名人のポスター等、パルコ開業時から現在に至るまでのポスター200枚以上を展示した、「PARCO “B全展”」や、津田沼PARCOの屋上を開放しお客様が自由に楽しめる空間をご用意した「レッツパルコ! パルコでピクニック」等、多くの企画を実施しました。
たくさんの方の協力とご来店により、津田沼パルコが閉店に向けて掲げていた『悲しい終わり方ではなく、明るくハッピーエンドで、大団円で終わりたい』という想いを、街の皆様と共に実現することができました。心より感謝申し上げます。