2023/09/22
津田沼PARCOアップサイクルプロジェクト、閉店後の廃材を利用したアップサイクルショップ開催
パルコは、津田沼PARCOの閉店に伴って役目を終えたショップの陳列棚やポスターボード、店頭のロゴサインなどを、そのまま廃棄するのではなく、技術やデザインの力でアップサイクルし新しいデザインや付加価値を生み出すことを試みる、アップサイクルプロジェクトに取り組んでいます。
その第1弾は、9月に渋谷PARCOの4階で、2023年2月に閉店した津田沼PARCOの廃材を利用したアップサイクル商品・アート作品を展示し期間限定で販売するアップサイクルショップ「The Legacy by NX7 POP UP STORE」を開催しました。津田沼にゆかりがあり、津田沼PARCOの最後の日々をパルコとともに大いに盛り上げたアパレルブランド「NX7(エヌエックスセブン)」デザイナーの今野智弘氏によって、さまざまな廃材が、デザインの力で新たな命を吹き込まれ、新たにアップサイクル商品として生まれ変わりました。
大量生産できないため全体的に価格が高めにならざるを得ないアップサイクル商品ですが、初日には 20万円の、NX7×アーティストKOUSUKE SHIMIZU氏の手によりアップサイクルされたアート作品『GRAPHIC DIY ARTIST』が売れるなど、アップサイクルへ共感し、そのプレミアム感を認めていただいたお客さまに購入していただきました。
第2弾は、津田沼PARCOのエントランスで使用されていたテントと外壁に使用していた垂れ幕を活用し、靴職人の三澤則行氏によってユニークでおしゃれな靴にアップサイクル。カラフルな幕で作っているため柄が靴ごとに異なり、どれも唯一無二の作品に仕上がりました。作品は10月14日、15日に開催の「ふなばし市民まつり」津田沼会場・船橋市前原商店会で展示後、10月26日からはパルコの公式通販サイト「ONLINE PARCO」で販売します。
ONLINE PARCO内専用ページ https://online.parco.jp/shop/c/cs028685/ (10/26 に公開)
そして、第3弾はファッションサブスクリプションサービス「アナザーアドレス」と共創しました。津田沼PARCOエントランス扉のハンドルバーにデザインが施され、新たな価値をまとった廃材アートとして生まれ変わりました。8名の作家が仕上げた16作品を、2024年新春よりアナザーアドレスのアップサイクルブランド「reADdress」で取り扱います。またそれに先立ち、作品の展示を、池袋PARCO 7階(11/29-12/13)と、吉祥寺PARCO 3階(12/14-1/14)で行います。