―パルコに入社したキッカケは?
森本 学生のときからファッションへの想いがとても強かったです。当時浦和パルコと一緒にミスコンをする取り組みをしていて、そういうことも柔軟に出来る会社なんだと思っていました。
谷川 池袋パルコのアパレルショップでアルバイトをしていました。商業デベロッパーや百貨店、メーカーなどを受けていて、自分の可能性が広がりそうなのはどこだろうと考えていたところでパルコがいいなと思いました。
―これまでの経歴は?
森本 2014年に入社して最初は熊本店営業課に配属されました。3年間店舗運営に携わって、2017年にエンタテインメント事業部に異動しました。展覧会やコラボカフェのコンテンツ開発を担当しています。
谷川 2015年に入社して広島店に配属になったのですが、最初は総務課でした。1年半は経理業務などを担当して、その後営業課に移りました。2018年に森本さんと同じ部署に異動してきました。
―思い出に残っている仕事はありますか?
森本 アニメ・映画化もされた人気のダークファンタジー少年漫画のコラボカフェはエンタテインメント事業部に来て初めて担当した企画です。元々、原作漫画が好きだったので関われて嬉しかったし、カフェもとてもヒットしました。9時間、10時間待ちになるほどの企画でした。やっぱり、初日にお客様が並んでくださっているのを見たり、告知を出したらSNSで拡散されたり、満員御礼になったりするのは気持ちいいです。
谷川 僕は日本の二人組有名ロックバンドの展覧会とコラボカフェです。元々バンドのファンクラブにも入っているくらい好きなんです。だからこそ企画にエゴを出してはいけないし、一歩引いた目線でコンテンツを作って行くことを心掛けていました。コンテンツをヒットさせるためには、様々な角度から勉強して、その作品に入り込んでいくことが大切だし、それがこの仕事の面白さでもあると思います。
―エンタテインメント事業部で活躍するにはどんな適性が必要だと思いますか?
森本 やっぱりタフなことですかね。表面上は面白そうに見えるけど細かい調整や作業も多い仕事なので。
谷川 自分自身が興味なかったものも好きにならないといけない。好きなことばっかりではないですよね。
森本 最初が店舗の配属ではなかったら、エンタメの仕事は続いていなかったかもしれません。展覧会などはパルコの店舗で開催することが大半なので、店舗とも密接に関係しています。
谷川 本当にそう思います。店舗のことをきちんと分かっている事が大事ですよね。特にエンタメはPLを見たりすることも多いので、総務時代の経験が活かされています。数字はあまり得意ではなかったけど、逃げずにやってよかったです。