XR=AR/VRといった現実世界と仮想世界を融合して、あたらしい視覚体験を提供する技術を、店舗や展覧会、各事業の施策に取り入れ、これまでのリアルイベントに新たな体験を付加しています。
Ｅコマースに慣れた方にも「今どうしてもPARCOに行きたい」と思わせる魅力を付与すると共に、場所の制約に囚われないXRの性質を生かした、これまでコンテンツの発信ができなかった拠点の活用などを通じて、商業施設における体験価値を量・質ともに拡張することを目指しています。

パルコ・株式会社Psychic VR Lab・株式会社ロフトワークの３社による共同プロジェクト。3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして2018年1月始動。多様なジャンルのアーティストと実験的作品を仕掛け、新たな表現を社会提示する活動のほか、グローバルコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS」、アートスクール「NEWVIEW SCHOOL」を展開し、次世代クリエイターの発掘・育成・交流・発信を行っています。これまで、プログラミング等の専門技術を持った人にのみ許された技術であったXRを一般の手に開放することで「アーティストに３D表現の場を開放し、あらたな表現者を発掘育成する」事を目指し、パルコはクリエイター支援として作品の発信場所の提供に加え、NEWVIEW AWARDSでは「PARCO PRIZE」という賞を設け、受賞クリエイターとコラボワークの制作を行っています。

2022年11月にはデジタル庁「good digital awardアート部門優秀賞」を受賞しました。

従来のテナント販売スタッフが活用するECサイトという要素に加え、パルコのコンテンツの魅力をお客様に伝えることができるECサイトへ進化します。モノを売るだけではなく、オンライン上でもPARCOを楽しんでもらう、店舗に来ることができないお客様にも付加価値のあるサービスを提供することを目的としています。

テナントスタッフがより使いやすい仕様へ各サービスを改修すると共に、実際にPARCOにショップがない取引先でも出店が可能になる。その他にも、コラボ企画商品、エンタテインメント事業のコンテンツや電子チケットなど、パルコが有する独自商品の販売も可能に。

※2023年春リリース予定

当社は開業以来、先端のカルチャーを積極的に紹介し、新しいライフスタイルの提案をおこなってきました。そして、新しい才能を持った多くの人びとの創造の場として機能することで、社会が共感する新しい価値を創造してきました。

商業施設にける新たな価値提供を目指し、NFT（Non-Fungible Token）技術の活用検討のため、新しい文化・芸術市場のエコシステム創造を目指している株式会社 HARTi と提携し、実証実験を進めています。店舗と地域のつながりや、アーティスト・クリエイターとのネットワークを活かし、NFT での店舗への集客施策や販促キャンペーンにより、リアルの場の体験価値向上やアーティストへの還元を目指します。

熊本市中心部の熊本PARCO跡地に、パルコの編集によって地元企業の新業態やエリア初出店の飲食・ライフスタイル雑貨などを集積した編集型商業施設「HAB＠（ハブアット）」を2023年春に開業します。
当社は、現在建設している商業・ホテルからなる複合施設「（仮称）下通GATEプロジェクトビル」の商業部分を賃借します。なお、上層階には株式会社星野リゾートによるホテル「OMO５」が出店することが決まっています。

新たなコミュニケーションが生まれる拠点として連携を図りながら、既存のアーケード商店街や周辺商業施設との相乗効果をもたらし、熊本地震からの復旧・復興が進む熊本の中心地にふさわしい新たな商業施設を目指し、計画を進めています。

【計画概要】
所在地：熊本県熊本市中央区手取本町5番1
建物規模：地下1階、地上11階建
出店部分：地下1階から地上2階
開業時期：2023年春 開業予定

(仮称)錦三丁目25番街区計画は、名古屋・栄の新たなランドマークとなる国内外の文化・交流価値創造拠点をコンセプトに、ラグジュアリーホテル・オフィス・シアター・商業施設からなる複合施設を共同事業者と開発し、当社は商業部分を保有・運営する計画です。名古屋PARCO、松坂屋名古屋店をはじめJ．フロントリテイリンググループの主要な拠点が集積しているエリア特性を活かし、グループ一体での街の魅力創出に貢献すべく開発計画を推進しています。

【計画概要】
所在地：愛知県名古屋市中区錦三丁目25番街区内
開業時期：2026年夏 開業予定
建物規模：地下4階 地上41階、出店部分：地下2階～地上4階

大阪のメインストリートである御堂筋と長堀通が交わる「心斎橋」の交差点に位置する物件の計画として、商業施設・ホテル・オフィスからなる複合施設を一体開発する計画です。
御堂筋・長堀通に面する低層階には連続したメゾネット店舗（2～3層）を計画し、ラグジュアリーブランドを誘致することで賑わいの創出に貢献するとともに、多様な用途の融合によるエリア最大級の新たなランドマークとして、周辺エリアの更なる賑わい創出・活性化に貢献できる施設を目指しています。2026年2月の竣工を予定しています。

【計画概要】
所在地：大阪市中央区南船場三丁目8番4他
竣工時期2026年2月 竣工予定
建物規模：地下2階、地上28階

当社は、福岡・天神エリアの賑わいを創出する重要な拠点として、将来にわたり安心・安全で賑わいのあるまちづくりを実現していくため、共同事業者と共に「天神二丁目南ブロック駅前東西街区都市計画推進協議会」を設立し、検討を行っています。

当プロジェクトを推進していくにあたり、この度福岡市に計画概要書を提出、受理いただきました。

今後、天神エリアのより魅力的で質の高いまちづくりを目指し、協議会として具体的な検討を進めてまいります。
※記載内容については現時点の想定であるため、今後の検討・協議等により変更になる可能性があります。

当社は、ショッピングセンター「PARCO」を北海道から九州の福岡まで、全国に展開し、出店しているマーケットごとに異なったストアコンセプトで運営しています。また、イコールパートナー主義のもと、改装による新陳代謝や宣伝・販促活動による集客、きめ細やかなテナントサポートにより各テナントの売上向上を目指しています。さらに創業以来、単に物を売るだけではなく、時間の過ごし方や新しい生活の楽しさなどをプロデュースし、提案する情報発信基地となって独自の文化を生み出す取り組みをしてきました。それが企業ブランドの向上やショッピングセンター「PARCO」の差別化に大切な役割を果たしています。

パルコは、コンテンツ開発やプロモーション展開を積極的に取り組んでいます。パルコが独自に編集したコンテンツを多面展開したり、異業種とのコラボレーションをプロデュースしてヒット企画を生み出したりするなど、商業の付加価値を創造しています。パルコのオリジナリティのあるリソースがあるからこそ、多様なコンテンツ創出が可能であり、さまざまなカルチャーやステークホルダーとの接点が生まれ、さらなるコンテンツプロデュースにつながっています。

「BOOSTER（ブースター）」は、パルコが運営する、商業施設として唯一のクラウドファンディングサービスです。“地域の魅力を全国へ発信”をテーマに、「地方創生」につながる事業者の新たな挑戦や困りごと解決を幅広くサポート！「こんな魅力がある」「こんなアイデアがある」という情報発信者と、「必要な資金」さらに「いいね」という共感や応援を結びつける仕組みです。
北海道から九州・沖縄まで、全国の主要都市に商業施設を運営するパルコの「WEB」と「リアル」の掛け合わせにより、情報発信者は全国的にPRができ、それに共感する根強いファン作りと同時に必要な資金を集めることができます。
具体的には【PARCO及びご出店者様】や【グループ企業】【地元企業】【学校法人】等と連携し、“独自の地域応援クラウドファンディングパッケージ”を生み出しています。
「産学連携」（学校法人昭和女子大学）、「大阪」（心斎橋PARCO・大丸心斎橋店・地元事業者）・「京都」（大丸京都店・京都信用金庫）・「名古屋」（名古屋PARCO・松坂屋名古屋店・地元事業者）・「静岡」（静岡PARCO・松坂屋静岡店・静岡新聞SBS）の他、PARCO店舗でのイベント連動クラウドファンディングなど続々と誕生！

パルコが自主運営するアートフィギュアのギャラリー型ショップ。

渋谷PARCOでお見せする等身大や小スケールのフィギュアをオンラインストアで販売する形式で展開し、新たなリアルな場の体験価値を提供することを目指しています。

今後も、アニメ・コミック・ゲームといったジャンルを問わず、パルコがこれまで重視してきたアート・カルチャー性も追求しながらブランドを構築していきます。

2019年に社内の新規ビジネスコンテストで採用され立ち上がった、店舗の立地とビルの優位性を活かした、店舗を“ロケ地”として貸し出す新規事業です。

渋谷、池袋、調布といった関東圏のPARCOを中心に展開。これまで各メディアが集まる男性アイドルのCDリリース発表の会場や、アーティストのMV、ドラマ・CM、バラエティ番組のロケ地として使用され、映像を見たファンが来店するなど、店舗への集客にも高い効果を発揮しています。

今後は、各PARCOの「ロケの聖地」化をねらい、全国の店舗でのロケ地利用の拡大を進めていきます