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君も、特別。セルゲイ・ポルーニン編
2017

君も、特別。

セルゲイ・ポルーニン編

2017年4月27日、ヌレエフの再来と呼ばれる天才バレエダンサー“セルゲイ・ポルーニン”が来日しました。

舞台は、東京藝術大学・奏楽堂。

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の先行上映会、そして招待された1,000名の前で『Take me to Church』をステージで踊るプレミアイベントを開催しました。

19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルになった“セルゲイ・ポルーニン”は、その2年後に人気のピークで電撃引退。その衝撃のニュースは世界中を駆け巡りました。

彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲「Take Me To Church」のミュージックビデオでした。 写真家のヴィット・ラシャペルが監督した動画は2,000万回以上再生され、彼を知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込みました。

映画の上映後、深い暗闇の中から静かに現れた“セルゲイ・ポルーニン”。

音楽に合わせ、踊り始めた瞬間、彼を目の当たりにしていた客席は、魂が震えるほどの感動を感じながら、息を飲み、涙を流しました。

本広告は、本番前のリハーサルの合間に撮影されました。

1つの芸術を己の肉体1つだけで表現する為、悲鳴を上げる体に鞭を打ち、語りかけながら踊る“セルゲイ・ポルーニン”。

彼は言いました。

自分がやりたい事が才能。
自分の心の声の言う通りに自然とやっていること、それがあなたの才能になるんだと。

さらに、彼は続けました。

その場所が、あなたにとって心地が良すぎると感じたら、あなたはそこから立ち去るべきなのだと。

SPECIAL IN YOU.

パルコは応援します。
孤独と失敗を恐れずに挑む、すべての勇気を。

PROFILE

セルゲイ・ポルーニン

セルゲイ・ポルーニン/Sergei Polunin

1989年、ウクライナ・ヘルソン生まれ。4歳から体操を始め、9歳でキエフ国立バレエ学校に入学。母親のガリーナは彼と一緒にキエフに移住し、父のウラジーミルはポルトガル、祖母はギリシャで働き、金銭的なサポートをした。

2003年、13歳でルドルフ・ヌレエフ財団の後援を受け英国ロイヤル・バレエスクールに入学。2006年にローザンヌ国際コンクールで金賞を受賞し、同年、世界最大のバレエ・コンクール、ユース・アメリカ・グランプリではグランプリを受賞。2008年、ロイヤル・バレエ団入団1年でファースト・ソリストに昇格。2009年6月、19歳のポルーニンはロイヤル・バレエの史上最年少男性プリンシパルとなるも、2年後の2012年1月24日に突如退団した。

その後、ロシアに移り住んだポルーニンは、ロシアの著名なダンサー、イーゴリ・ゼレンスキーに招かれ、スタニスラフスキー・ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念音楽劇場(国立モスクワ音楽劇場バレエ)とノヴォシビルスク国立オペラ劇場バレエ団のプリンシパルとなった。2014年には栄えある「黄金のマスク賞」最優秀ダンサー賞を『マイヤリング』のルドルフ皇太子役で受賞。また、ゼレンスキーが芸術監督を務めるバイエルン国立歌劇場バレエ(ミュンヘン・バレエ)で「常任ゲスト・アーティスト」となっている。

現在はダンサーを支援する組織“プロジェクト・ポルーニン”を発足。2016年10月に恋人で、ロイヤル・バレエ団のプリンシパルであるナタリア・オシポワと、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場にてコンテンポラリーの公演を開催。2017年3月には、“プロジェクト・ポルーニン”と題した自身のプロデュース公演が同劇場にて開催された。

映画出演も決定しており、ケネス・ブラナー監督、ジョニー・デップ主演の『オリエント急行殺人事件』、ジェニファー・ローレンス主演『Red Sparrow』、レイフ・ファインズ監督によるヌレエフの伝記映画『The White Crow』などが待機中。

STAFF

クリエイティブディレクター:箭内 道彦
クリエイティブプロデューサー:平井 真央
デザイナー:深瀬 美帆
スチール・ムービー:三浦 憲治
コーディネーター:浅井 隆、露無 栄(UPLINK)
プロデューサー:溝渕 浩司(東北新社)
プロダクションマネージャー:大野 司(東北新社)

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