ARCHIVE
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君も、特別。
SHIBUKARU MATSURI goes to BANGKOK編
パルコのインキュベーションクラウドファンディング「BOOSTER」の
バックアップを受けて「SHIBUKARU MATSURI goes to BANGKOK」が
2015年6月 タイ・バンコクのThe Jam Factoryで開催されました。
オープニングレセプションには、600人を超える来場がありました。
過去4回開催された「シブカル祭。」から選ばれた10組のクリエーターたちと
バンコクのクリエーター7組が、自分たちの作品を競いながら披露しました。
あるクリエーターはバンコクの空気をイメージしながら、またあるクリエーターは1ヶ月前からバンコク入りし、現地の生活の中ですばらしい作品を発表しました。
またクリエーター同士の交流も生まれました。
国境を越えても、自らの信じる特別を武器に戦う若い力を、これからもパルコは応援していきます。
BOOSTER:https://camp-fire.jp/booster-parco
SHIBUKARU MATSURI Facebook:https://ja-jp.facebook.com/shibukarumatsuri
PROFILE
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愛☆まどんな
嫌われない程度に愛されたい女流美術家。美少女はみずからの愛を代弁する究極のモチーフ。コピーはそこに降りてくるもの。2007年より愛☆まどんなという名で秋葉原の路上を起点に、ライブペインティングの活動を開始する。絵画、立体、イラストレーション、ライブペインティング、また自身の作品を落とし込んだグッズの製作など国内外問わず活動している。近年の展覧会に個展「顔色が悪いのは私のせいじゃない」(2014,PixivZingaro/東京)、個展「幸せの黄色い・・・」(2014,VV渋谷宇田川/東京)、グループ展「IMPACTS! ・勢み」(2014,Zane Bennett Contemporary Art/アメリカ)など。
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おいたまい(最後の手段)
最後の手段
有坂亜由夢、おいたまい、木幡連による3人組のビデオチーム。映像・グラフィックの分野で活躍し、テレビ番組やミュージックビデオ作品でも好評を得ている。近年の活動に展覧会「CREATURE WORLDS」(2014,Rice University Art Gallery/アメリカ)への出品、NHK Eテレ「シャキーン!」のクイズコーナー「歩幅クイズ」映像制作、ファッションブランドIamI 2014S/S コレクションムービー「Dear prince」及びコレクションブック制作など多数。受賞に、「やけのはら/RELAXIN'」MVが文化庁メディア芸術祭2013 エンターテイメント部門新人賞受賞(2013)、七尾旅人「検索少年」PVコンテスト グランプリ受賞(2013)ほか。
https://saigono.info/
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Kanitta Meechubot
イラストレーター、切り絵作家。セントラル・セント・マーチンズ卒業後、バンコクを拠点に活動する。複雑な手描きのイラストレーションを国内外のクライアントに提供し、また展覧会を世界中で開催している。コラージュやペーパーカッティング、ドライフラワーなどの手法を用いて、自分の幼少時代の思い出に命を吹き込むような試みを行っている。
http://meechubot.com/
http://meechubot.blogspot.com/
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Yoswadi Krutklom (YOS)
イラストレーター。ニューヨークを拠点に活動中。シラパコーン大学(タイ)を卒業した後、ジョージア州サヴァンナ芸術工科大学にてアートを学ぶ。同時期に作品のテイストを確立させ、イラストレーターとしてのキャリアをスタートさせた。
https://www.facebook.com/yosandherarts/
http://yoswadikrutklom.blogspot.com/
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ホンマエリ(キュンチョメ)
キュンチョメ
ホンマエリとナブチのユニット。「こんな世の中キュンチョメするしかないっしょ?! 」との思いからキュンチョメをスタートさせる。花壇を踏み進まなければ展示会場に入れない「Flower xx」(2012)、東日本大震災の被災地で自らがひたすら遠吠えを続ける「遠い世界を呼んでいるようだ(Like howling to the farther world)」(2013)、日本の自殺の名所である樹海で“もういいかい”と誰かに呼びかけ続ける「なにかにつながっている」(2014)、など、さまざまな場所と手段で人の業と対峙する。近年の個展に、「ここではないどこか」(2013,ナオナカムラ/東京)、「なにかにつながっている」(2014,新宿眼科画廊/東京)など。第17回岡本太郎現代芸術賞受賞。
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安原杏子a.k.a青椒肉絲
安原杏子a.k.a青椒肉絲
現代アーティスト。90年生まれ。2014年、アートユニットChim↑Pomのリーダー卯城竜太による、現代美術演習の講座である美学校「天才ハイスクール!!!!」入学・在学中。近年の展覧会に「天才ハイスクール!!!! 5期グループ展『キャッチャー・イン・マイ・ワールド』」(2014)、「シブカル祭。」(2014)。身体をモチーフにした映像、平面作品、漫画などメディアにとらわれない制作を行っている。
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古屋遥(惑星ハルボリズム)
惑星ハルボリズム
ディレクター・プランナー・プロデューサー。86年生まれ。英ブリストル大学演劇学科卒。ドイツ、イギリスで演劇(空間、映像、音楽、ダンス)の総合演出を経て、広告業界へ。映像制作会社にて、映像の演出をはじめ、空間・映像・テクノロジーを組み合わせた企画演出を行い、新しいファッションショーや店頭ディスプレイのあり方など、「体験」や「文化創造」に重きを置いた仕掛け・仕組みを作る。2014年7月に独立し、フリーランスの演出家としてさまざまな創作活動に携わる。主な仕事に、東京ミッドタウンデザインタッチ2014「スワリの森」、THEATRE PRODUCTS A/W Collection MENSWEARクリエイティブディレクション、LouisVuitton Hologram LIVE、NHK「テクネ映像の教室」演出など。
http://harukafuruya.com/
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ぬQ
絵画、漫画、アニメーション作家。多摩美術大学大学院修士課程修了。「小学生とエビの天ぷらが旅するファンタジー絵画」、「殺伐としつつどこか抜けている漫画」、「秒間30枚の高速キラキラアニメーション」が代表的な作品。カイカイキキとpixivの共同ギャラリーpixiv zingaroでの個展や、アーティスト活動のほかクライアントワークの映像制作を手がける。ポートフォリオサイト「ぬQのHP」は好評を博し、短編アニメーション情報サイトでも連載中。平成26年度メディア芸術クリエイター育成支援事業に抜擢。
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Patcha Poonpiriya(Junejune)
女優。ナワポン・タムロンラタナリット監督作『Mary Is Happy, Mary is Happy』(2013)でヒロインとして一躍脚光を浴び、タイ・インディーズ映画界の期待の星として注目を集めている。チュラーロンコーン大学芸術学部ファッションテキスタイル専攻の学生でありながら、ファッション、グラフィック、イラストレーション、キュレーション、写真など複数のジャンルにまたがり作品を発表し続けている。「Instagram」に作品を日常的にアップしており、50,000人を越えるフォロワーを持つ。
https://junejuneeee.tumblr.com/
https://www.instagram.com/junejuneeee/
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Ly
ペインター。東京都内を中心にラフォーレ原宿、パルコ、伊勢丹、無印などでのミューラルペイントや、NYでのNYLONとコラボレーション、LAやCOSTA MESA、パリ、香港でのアートショー、ミューラルペイントなど国内外で活動中。大きな壁面へのペインティングを得意とし、モノトーンの無国籍なタッチが印象的なペインター。近年の主な活動に、個展「harmony」(2014,Gallery COMMON/東京)、個展「PARK’S GRAY」(2013,GALLERY TARGET/東京)、TBS TV program「Japan,TOKYO25」出演、Dickies 90th Anniversary Book出演、YUKIライブツアーのフォトブックへアートワーク提供、ツアーグッズ制作など。
http://www.ly-m.net/
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Pang・Pim・Praewa(Yellow Fang)
Yellow Fang
バンコクのローカルインディーズ・音楽シーンで絶大な人気を集める3ピース・ガールズバンド。チュラーロンコーン大学に在籍する友達同士で結成され、2008年11月、初のEPをリリース。彼女たちの生み出す音楽は、最新のハイテク・サウンドではなく、ローファイの魅力に満ちている。2011年、Kings of ConvenirnceのErlend Oyeはクラブでライブを行っていたYellow Fangに魅了される。すぐに打ち解けた彼らは、Erlendをプロデューサー兼アドバイザーに迎えたコラボレーション曲『Selfish』を制作。2012年にはセカンドEP『unreal』をリリースし、同EP内の収録曲『unreal』はタイの音楽ラジオ局・Fat Radioで4週連続の1位を、その後発表された『Hom pa』は2週連続の1位を獲得する。同年8月、Yellow Fangはついに国外進出を果たす。日本の音楽フェスSUMMER SONIC、渋谷クラブクアトロでライブを披露し、日本の観客からも高い評価を受ける。1年を通してたくさんのライブを行い、そのたびに根強いファンを獲得。2014年に発表したファーストフルアルバム『The greatest』は、タイでの流通のみならず、日本版が制作され日本国内でも販売された。
https://www.facebook.com/yellowfangloveyou/
https://www.instagram.com/yellowfangband/
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Minchaya Chayosumrit
グラフィックデザイナー。シラパコーン大学卒業後、ロンドンに移り住みセントラル・セント・マーチンズで学ぶ。現在はバンコクを拠点に活動中。デザインワークと手仕事の境目にあるような独特の作品は、「THE ARCHIVIST (thearchivist.co)」でも見ることができる。
https://minchaya.com/
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水野しず
アーティスト。自分を「総合型エンターテイメント施設」と名乗る、従来にない奇抜な表現を続けるクリエイター。絵や文章などのほか、自身を題材にした漫画表現を扱う。次世代のアイドルを発掘するオーディション「ミスiD2015」グランプリ受賞をきっかけに、パフォーマーとしても活躍。近年の展覧会に個展「水野しず展」(2014,高円寺デアデビル/東京)、グループ展「さくらんぼ畑でつかまえて♡」(2014,SMART SHIP GALLERY/東京)など。
https://mizuno-shizu.jimdofree.com/
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Jirayu Koo
イラストレーター。ヨーロッパやアメリカで幅広く活躍する。モンクット王工科大学ラートクラバン校卒業後、ロンドン芸術大学クリエイティブメディア専攻に入学。自身の作品に対しては、“細部に情熱を注ぎ、日常を構成する全要素からインスピレーションを得る”と説明する。コラージュや愛らしいイラストを用いた作品を手がけている。
http://every-every.com/
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NORIKONAKAZATO
中里周子/ファッションデザイナー。88年生まれ。2011年立教大学文学部を総代卒業、同年よりここのがっこうにて山縣良和、坂部三樹郎に師事、ファッションデザインを学ぶ。2012年より東京藝術大学芸術学科美術教育専攻に在籍し現在は博士課程に在籍中。近年の受領歴に、「3331アートフェアー東京」にて美術手帖賞(2014)、DIESELが主催する欧州インターナショナルタレントサポート(ITS)にてジュエリー部門グランプリ、Swarovski Award受賞(2014)、平山郁夫文化芸術賞受賞(2015)。
http://norikonakazato.com/
STAFF
クリエイティブディレクター:箭内道彦
クリエイティブプロデューサー:平井真央
コピーライター・デザイナー:村橋満
フォト:新保勇樹
コーディネイション:PRACTICAL Design Studio・大山ゆかり・工藤健士・林里佐子(RCKT/Rocket Company*)・木村和博(Maamaa)
撮影協力:The Jam Factory